新しい社会人生活が始まり期待が膨らむ反面、慣れない環境で先輩看護師との接し方に悩んだり、不安に思うことがありますよね。
特に、医療現場は命を扱う場なのでチームワークがとても重要で先輩看護師との関わり方、先輩からの印象の持たれ方がとても大切です。
筆者も新人時代に先輩との接し方で沢山の失敗経験があり、中堅看護師になってからも新人さんとの関わりの中で悩んだことがありました。
その中で、最初だからこそこれは重要だと思う先輩看護師との接し方について実体験を交えてお伝えしてきます。
先輩看護師との接し方は?ここに注意すれば大丈夫!
ここからは、3つのポイントを解説しています。わからないことはすぐに聞いたり、できることは自分からチャレンジしてみたり、見た目や印象にこだわらずに自分から声をかけてコミュニケーションを取ることができれば、人は誰でも何かと助けてくれます。
次からのポイントを頭に入れて、一気に力をつけましょう!慣れたら楽になります!
1.報連相をしっかりと、なんでも聞こう
報告・連絡・相談は基本的に社会人としてとても重要なことです。
かつ、医療現場は一つの過ちが命に関わる可能性があり重大なことになりかねません。
新人さんだからこそ一つ一つ進捗状況を必ず先輩に報告する。患者さんや家族、先生に頼まれたり声をかけられたらその都度連絡する。
これをやっていいのかな?これでいいの?不安だな。と少しでも思ったり、思わなくても初めての時は相談する。といったことがとても大切です。
忙しそうな状況、怖そうな先輩でも様子を見て声をかけましょう。あしらわれる時もあるかもしれませんが、それでもいいのです。
その時に1人で解決せずきちんと伝えたことが事故の防止に繋がり、ミスをしてもその事実があればあなた1人が責められるなんてことはありません。
これが出来ると、先輩は安心することができ信頼関係の構築にも繋がります。
私が新人時代、担当ではない患者さんからナースコールがありトイレ介助をお願いされました。
誰も対応出来る人がいなかったので勝手に介助してしまったのですが、その方は安静度が離床不可の人だった。といったことがあります。
経験が浅い中で1人で判断することはとても危険です。何事も先輩に伝えてから行動に移しましょう。
2.分からないこと、出来ないことは正直に話す。隠さないようにしよう
新人さんや経験年数がある看護師さんだって初めてのことや分からないことは沢山あります。
しかし、それは相手に伝えないと分かりませんよね。
先輩は新人さん一人一人の看護技術の進捗状況を確認している人はほとんどいません。
新人さんだから、きっとこれは分からないから教えてあげなよう。これは出来ないだろうから一緒に。とはなりませんので自ら『経験したことがない。分からないので教えていただけますか。』と伝えましょう。
言いづらい。こんなこと言ったら怒られるかな。と思う気持ちも分かりますが、逆に新人さんだからこそ何でも言える・聞ける立場なので怖がらずに伝えましょう!
出来ないのに言えずに失敗してしまった。なんてことの方が先輩や患者さんからも不信感を抱かれますのでそこは隠さずに正直に対応することが大切です。
3.自分の出来ることは率先して手伝う!協力する姿勢を大切に
とても忙しい医療現場。猫の手も借りたいほどでチームワークが求められます。
新人さんでもナースコールや電話を取ったり、配膳や下膳、移乗や体交の手伝いなど出来ることはありますよね。
もちろん自分の手が空いている時で構いませんので、先輩や看護助手さんなど忙しそうにしている時や困っている様子の時は率先して手伝う・協力する姿勢を見せましょう。
その様子は必ず誰かが見ていますし、手伝って貰った側は好印象です。
また、そういう行動をしているとあなたが困っている時にも周りが助けてくれますので常に協調性を持って行動しましょう。
新人時代、とても怖い先輩がいました。2年目になり『いつも気づいて手伝ってくれるよね。よく見てるんだね、ありがとう。』と言ってもらえた時にとても嬉しかった事を覚えています。
それからその先輩が話しかけてくれるようになったので、やはり日頃からの姿勢がとても肝心です。
まとめ
社会人になれば誰もが悩み、迷うことも多い人間関係。
勝手な印象で誤解されたり、勘違いされたり、失敗することだってありますよね。しかし、その印象や誤解は日常の行動次第で変えられるものです。
組織の中では実直で協調性を持つことが出来ると働きやすさにも繋がります。
最初が肝要です!この記事をご参考までに、1年目から意識していきましょう!
ご覧いただきありがとうございました。
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