【入門編】未経験者必見！転職前にするべき産業保健師の勉強

私は臨床看護師から未経験で産業保健に転職した現役産業保健師です。

転職前や転職直後は何を勉強したらよいのか分からずとても苦労したので、実際に働いてみて感じた最初に勉強しておくべき内容やと勉強に役立つ参考書も合わせてご紹介していきます！

産業保健に関わる法律

そもそも「産業保健」の目的とは？というところから産業保健の企業における位置づけ。企業健康診断の意味や目的など産業保健のあらゆる枠組みは法令で定められています。

そこを把握していないと実際に働いてみても認識や考え方がズレてしまうので、基本的な知識を身に付けて正しい理解をしておくことが大切です。

特定保健指導について

保健指導は産業保健師の中心業務です。

最初は先輩の指導を見学するとろから始まると思いますが、基本的な目的や数値の見方、アプローチ方法などを事前にしっかり理解しておくことで見学する視点も変わり効率よく実践に移れます。

メンタル疾患と対応方法

産業保健活動の中で保健指導と同じくらい多いメンタル対応。

新型コロナが流行し、テレワーク中心になったことからコミュニケーション不足になった企業も多く、改めてメンタルヘルスが重要となっています。

臨床経験があっても精神科看護師でない限り、うつ病や適応障害、パニック障害などはほとんど関わることがなく、学ぶ機会も少ないのではないかと思います。

しかし社員さんからのメンタル相談は日常茶飯事なので、うつ病、適応障害、パニック障害、自律神経失調症やパーソナリティ障害、発達障害辺りはしっかり押さえておきましょう。

正直なところメンタルヘルスに関しては座学で学ぶというよりも、実際に現場であらゆるケースを対応しながら学ぶのが一番だと思います。

ですが、先ほどお伝えしたような疾患の症状や治療法、一般的な対応方法などは知識として事前に頭に入れておく必要がありますし参考書は必ず読んでおいた方が良いと思います↓

PCスキル

産業保健ではPC作業が必須となり、PCがスムーズに使えるととても有利になります。

看護師としてしか働いていなかった私はカルテを使う時やWordでレポート作成する時くらいしかPCに触れる機会がなく、得意でもなかったので転職してからとても苦労しました。

私のようなPC初心者は基本的な操作をしっかり予習し、ある程度使いこなせるようにしておく必要があります。

まとめ

他にも実務的な知識は色々ありますが範囲が広すぎてしまうので、今回は未経験者が転職前に学習すべき最低限の内容といったところに焦点を当ててご紹介させていただきました。

未経験で転職活動をされる・されている方、周りに産業保健師の知り合いがいなくてどうやって転職活動したらいいのか困っていませんか？(私がそうでした…)

私の経験上、未経験で1人で転職しようとするのは無謀ですし奇跡的に転職できたとしてもめちゃくちゃ時間がかかると思います。

産業保健は人気で求人数が少なく、狭き門です。

その中で未経験者が勝ち残るにはプロのエージェントに仲介してもらうのが一番早いし確実です！

エージェントは無料で登録出来て自分の希望に合った求人がメールで届きます。

履歴書や面接対策もしっかりサポートしてくれるので闇雲に一人でやるより絶対効率が良いですし未経験者は登録しない手はありません。

今すぐ転職する気がなくても登録しておいて気になる求人だけストックしておけば、いざ転職を考えた時にすぐ行動に移せますよ。